インテリアをもっと楽しく。もっと身近に。
地域のショップやメーカーの方に良く言われるのが『同業者なのに、なぜ仲がいいの?』確かに、ある意味敵対する店です。
しかし、同じ目的で頑張ってる店であれば情報交換したり、勉強しあうことによって
お互いがもっと素晴らしい店になり、お客様に対してより魅力的で価値のあるサービスをする事が出来ます。
『インテリアショップをもっと身近に感じてもらいたい』
『インテリアの楽しさを感じてほしい』
愛知インテリアショップコミュニティはそんな想いを元に集まった仲間です。
これから、もっと楽しく、もっと素晴らしいライフスタイルを皆様に提案できますよう、仲間と共に創り上げていきます。

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団体名愛知インテリアショップコミュニティ
担当代表 川端 康人(インテリアエッセンス代表)
事務局所在地454-0843 愛知県名古屋市中川区大畑町1-101 インテリアエッセンス内
電話番号052-351-8002
FAX052-740-0360
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Vol,4 「ミラサロツアー」2014.04.08

世界最大級のデザインの祭典「ミラノサローネ」に行ってきました。

「ミラノサローネ」とは毎年4月にミラノで開催される世界最大規模の家具見本市「ミラノ国際家具見本市」の通称。
見本市会場で行われるi saloniをはじめ、ミラノ中心街のBrea地区、トリエンナーレ美術館、Tortona地区など、ミラノ全体で100万人規模の人々で賑わうデザインの祭典です。インテリア業界では誰もが一度は行ってみたい「ミラノサローネ」にAISC所属のインテリアショップ関係者10名で行ってきました。

Fieral会場へ着き、早速ガイドを手にし会場へ。
メイン会場のFieralは東京ビックサイトの10倍の面積で24ホールで構成されている圧倒される規模です。
エントランスから迎えるようにそびえ立つ屋根の形状に、期待感が更に昂ぶります。

長い列の受付を終え、先の見えない通路をひたすら歩く。初めての者には全くどこから手に付けて良いか分かりません。
今回は、何度もミラサロへ来ている鶴田さんが全てアテンドして頂いたので、本当に助かりました。感謝です。

まず会場へ入り、圧倒されるのは各ブースの規模と完成度の高さ。

思った以上にウォールナットが多い。イタリア物は突き板がメインと思っていたのは一昔前のようで、
無垢材を使った商品が目だった。

やはり、世界最大級のデザインの祭典だけあって、カルテルにラビアーニがいたり、マジスにスタルクがいたりと、テーマランドのアトラクションの数倍の楽しさと驚きの連続です。

会場で感じた事は、商品以上にお客様に対する姿勢の表れを感じました。
驚きや感動、楽しさを感じてもらい、その先に商品の良さを分かってもらう演出は私たちショップを運営する者にとって大変勉強になりました。
例えば照明メーカーボッチは、外から見ると至ってシンプルですが覗き込まずにはいられないブースデザイン。中に入ると天井から降り注ぐ照明に思わず声をあげるほどです。引き込まれる照明の世界観に、こんな演出自宅にしてみたいと思う人は 少なく無いと思います。

Fieralを後にし、街中の展示会場へ。
会場も驚かされたが、街中も圧倒されるほどのアトラクションのオンパレード。
ピートヘンウィークの作品年表や、モーイの意表を突かれた演出。カッシーナではカール・ラガーフェルドの作品やネンドのstone、フィリッツハンセンの新作ハイメアジョンデザインのイージーチェアは、モックアップモデルや製作風景の写真など数え切れないほどの素晴らしさを体験してきました。

フィンランド経由であったため、帰りはフィンランドでアラビア社を見学。街中ではマルニのHIROSHIMAを販売しているショップの店員さんにアルテックのアンティークショップを教えて頂きました。アルテックのミュージアムでガラスの中に厳重に展示されていた同じものが、無造作に並べてあったのには驚きです。フィンランドの方はとても穏やかで暖かく 、北欧家具のデザインは人に対する優しさにあるように感じました。

今回のツアーは初めてのメンバーが8名でしたが、このAISCで企画しなければ行く事は思ってなかった者ばかりでした。
初めてでは何を見てよいか分からず、また誰と行くのか大変難しい展示会です。また、ガイド付きのツアーもありますが、金額やメンバーで躊躇してしまいます。今回AISCという、同じ考えを持った大変仲の良いインテリアショップのメンバーであったため実現できたことに本当に感謝しております。

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ショップ名:インテリアエッセンス
スタッフ:川端 康人