2014年岐阜産地ツアー!!に参加しました。
14年9月17日(水)に、岐阜県地域産業課よりお招きいただき、AISC所属のインテリアショップ関係者 約23名と共に、岐阜産地ツアーに参加して参りました。様々なモノづくり産地を抱える岐阜県。今回はその中から、陶磁器メーカー、国際陶磁器フェスティバル美濃14、木工、刃物メーカー、岐阜マテリアルセンターを訪問しました。普段は見ることのできない生産現場の見学で、新商品・掘り出し物の発掘だけでなく、作り手の想いやこだわりに触れることで、岐阜県のモノづくりの魅力を再認識する機会となりました。
バスの中でもAISC代表の川端氏は忙しそうです。水曜日というインテリアショップの休日ということもあり、みなさんリラックスしながらバスのなかで交流し、産地に向かいました。
1件目に訪れたのは、昭和製陶株式会社です。大量生産の陶磁器メーカーです。これほど大きいメーカーの工場見学は私は初めてでした。陶磁器の生産技術はこの美濃地区で世界の先頭を走っているといっても言い過ぎてはないほど精密に、大量に生産される貴重な場を見せていただき、感動しました。最後には社長様にもお話しいただき、ありがとうございました。
(昭和製陶 【土岐市:陶器】 http://www.showa-seito.co.jp/)
続きまして、国際陶磁器フェスティバル美濃14を開催しているセラミックパーク美濃へ。場内撮影禁止のため、会場へ向かうAISCのメンバーの写真でご了承ください。国際陶磁器フェスティバル美濃は毎回陶磁器の素晴らしさを発見する貴重な場です。今回私は3回目を見せていただきまして、また新たな発見がありました。ありがとうございました。今度は家族と来ます。
(セラミックパークMINO【多治見市:陶器】 http://www.cpm-gifu.jp/)
続きまして木工の川合様。職人が家具や木工などの制作をしておりました。川合さんを見て感じたのは、木が大好きということ。また日本の木材を使うことで、日本の森林をよくしよう、という純真な心意気にすごく感動しました。木のモノづくりは毎回現場を訪ねることで、温かみが伝わってきて、ついついファンになります。
(木工 川合勝 【美濃加茂市:木工】 http://www.kawai-masaru.com/)
続きまして刃物の産地、関。工場は撮影NGでしたが、職人さんが丁寧に作業をしており感動しました。このような大規模な地場産業集積地は陶磁器もそうですが、分業化が進んでいます。分業化がすすむと高品質な製品を大量生産はできますが、消費者とのコミュニケーションが難しくなり、そこをこのような工場見学等で実施できればいいのかもしれないと思いました。外は田園風景が広がる普通の地方都市です。でもその一画の工場の中では、世界へ発信している刃物を作っている職人さんたちが汗を流していました。
((株)スミカマ 【関市:刃物】 http://www.sumikama.co.jp/)
最後は岐阜マテリアルセンターです。世界中の生地のサンプルを展示していました。インテリアショップは今後ライフスタイルショップへと変貌中です。すると服飾までのファブリックの扱いが必要になってきます。AISCのスタッフは熱心に会場をまわりました。
(岐阜マテリアルセンター【羽島市:繊維】 http://www.fdc138.com/matelial/matelial.pdf)
今回のツアーでも大変勉強になりました。いつも思うのが、同じ業種の工場でも作り方や思いは様々で、そしてみなさんのものづくりの想いは本当に素晴らしいということです。その想いをどう伝えていくのか?商品だけでは見えないその想いに触れた1日でした。本当に毎回毎回感動し新な魅力を発見する産地見学ツアー。今回もお邪魔した会社のファンになりました。
最後に、お招き頂いた岐阜県 地域産業課の皆様を始めとしたご関係者の皆様、本当にお世話になり、ありがとうございました。
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